記事の要点: Sunshine皮膚科の院長は、流行している施術であっても「本当に必要かどうか」を最優先に判断し、不要と判断した施術は患者に勧めないという原則を貫いています。 皮膚疾患の治療から美容施術まで11年のキャリアを通じて積み重ねた経験をもとに、一人ひとりの状態に合った施術のみを提案することを診療の根幹としています。
なぜ皮膚科の道を選んだのか?
院長が皮膚科を専門に選んだ理由は、「患者の変化を目で見て、一緒に確認できる分野」だったからです。検査数値だけで改善を判断するのではなく、施術後の表情の変化をリアルタイムで共有できる点が、自分の診療スタイルに合うと感じました。
皮膚の分野は、同じ症状に見えても原因や状態が人それぞれ異なります。その「違い」を理解しようと学び続けるうちに、自然と専門性が深まっていきました。知識が増えるほど患者が楽になる様子が見えてくる、そのサイクルがこの道を長く続けられている理由です。
フランチャイズクリニックで多くのケースを経験した後、美容施術を深く学ぶため美容外科クリニックへ。さらに、アトピーや熱傷(やけど)などの皮膚疾患治療も担える医院へと移り、幅広い診療経験を積み重ねてきました。
施術だけでは解決できない皮膚の問題とは?
美容施術の経験を積む中で気づいたのは、「施術だけでは根本から解決できない皮膚の問題がある」という事実です。皮膚疾患そのものへの治療なしには、本当の意味での改善にたどり着けないケースが少なくありません。
かゆみや痛みで眠れなかった患者が、数日後に「ぐっすり眠れた」と話してくださる瞬間には、美容施術とはまた異なるやりがいを感じます。炎症を鎮めることと、見た目を整えることは、どちらか一方では不十分なのだと実感しています。
炎症や浸出液(じんぶつ)が落ち着いた後も、患者を長く悩ませ続けるのが「瘢痕(はんこん)=傷跡」です。この問題に向き合うために、傷跡治療の研鑽(けんさん)をさらに深めることになりました。
傷跡(瘢痕)治療はなぜ時間がかかるのか?
傷跡は時間が経つほど改善が難しくなるため、早めの対処が重要です。一方で、治療自体も一度で完結するものではなく、原因の種類・形状を正確に見極めたうえで、段階的に進めていく必要があります。
見た目が似ていても原因や形態はさまざまで、同じ方法を一律に当てはめることはできません。そのため、傷跡の相談は毎回時間をかけて丁寧に行い、治療のたびに「どのくらい薄くなったか」「次はどこにアプローチするか」を患者と一緒に確認しています。
傷跡が少しずつ薄くなるにつれ、「人に会うのが怖くなくなった」「外出が楽しくなった」とおっしゃる患者が増えます。肌だけでなく日常生活まで変わっていく様子を目の当たりにするたびに、この治療を続けていく意義を強く感じています。傷跡治療の効果には個人差がありますが、継続的なケアが変化につながる可能性があります。
リフティング施術、本当に必要かどうかをどう見極める?
流行している施術を希望して来院される方は多いですが、「希望通りにそのまま進める」ことはしていません。人によって必要なものは異なるため、今その方に本当に必要なものだけをお伝えすることが正しいと考えています。
リフティング施術はその典型的な例です。「顔がたるんで見える」という悩みは同じでも、原因は人それぞれ。皮膚と皮下組織が弛緩(しかん)して下がっているケースと、頬の脂肪が減って影ができることでたるんで見えるケースでは、アプローチがまったく異なります。前者は引き上げる処置が有効な場合があり、後者はボリュームを補う処置が必要になることがあります。
原因を区別せずに引き上げるだけでは、顔がやつれて見えてしまう可能性があります。どれほど高価な施術を希望されていても、必要ではないと判断した場合はお勧めしない——この原則が、満足度の高い結果につながると信じています。
Sunshine皮膚科が守り続ける診療の原則とは?
疾患治療であっても美容施術であっても、診療は常に同じ出発点から始まります。それは「今の状態がなぜそうなっているのかを確認すること」と「必要でないものは必要でないとはっきり伝えること」です。
この原則を守るためには、患者が安心して話せる雰囲気が欠かせません。診察室の空気を可能な限り穏やかに保つよう意識しているのも、そのためです。必要のない施術を受けることなく、本当に役立つ治療だけを受けていただきたいという思いが根底にあります。
皮膚のことで長く悩んでいることがあれば、気軽に相談に来ていただければと思います。一人ひとりの状態を丁寧に確認し、その方の悩みに合った、本当に必要なケアのみをご提案できるよう努めています。効果には個人差がありますので、まずは状態を正確に把握することを最優先にしています。
よくある質問
希望した施術を断られることはありますか?
はい、必要でないと判断した施術はお勧めしていません。流行している施術であっても、その方の状態や原因に合っていない場合は、より適切な方法をご提案しています。
リフティングとフィラー、どちらが自分に向いているかどうやって判断するのですか?
たるみに見える原因が「皮膚・皮下組織の弛緩」によるものか、「脂肪ボリュームの減少による影」によるものかを診察で見極めます。原因によってアプローチが異なるため、カウンセリングで状態を丁寧に確認したうえで判断しています。
傷跡(瘢痕)の治療は何回くらい必要ですか?
傷跡の種類・深さ・原因によって異なるため、一概に回数をお伝えすることは難しい状況です。毎回の施術後に経過を確認しながら、次のステップを一緒に決めていく形で進めています。
皮膚疾患(アトピーなど)と美容施術の両方を相談できますか?
はい、対応しています。皮膚疾患の治療と美容施術は別々に考えられがちですが、根本的な皮膚の状態を整えることが美容面の改善にもつながる場合があります。両面から診ることで、より適切な対応が可能です。
初めての相談でも気軽に行けますか?
はい、もちろんです。まずは現在の状態をお聞きし、何が必要で何が不要かをわかりやすくご説明します。無理に施術を勧めることはありませんので、気になることがあればお気軽にご相談ください。